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野田北部を記録する会
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青池憲司(左)、千葉景房(中央)、村本勝(右) [2005.1.17/鷹取]
青池憲司(左)、千葉景房(中央)、村本勝(右) [2005.1.17/鷹取]

野田北部を記録する会は、阪神大震災で大きな被害を出した、神戸市長田区野田北部・鷹取地区の住民の再生 と、まちの復興のプロセスを映像で記録する会です。

会を主宰する青池憲司(監督)と村本勝(編集)は、ともに、震災前からの友人知人が当該地区に住んでいました。地震から10日後に、ふたりでお見舞いに出かけたのが、映像記録を撮り始めるきっかけになりました。

その後、千葉景房(撮影)と青池雄太(音声)がスタッフに加わり、撮影は本格化しました。撮影期間は、震災直後の1995年1月27日から1999年4月まで、あしかけ5年におよびました。

1995年10月に、記憶のための連作『野田北部・鷹取の人びと』第1部が完成し、地元神戸を皮切りに上映とヴィデオ販売活動を開始しました。上映・販売活動には、「人間のまちづくり・映像フォーラム」をはじめ、数多くの市民団体、専門家集団、ボランティアグループなどの協力と支援をいただきました。

2004年夏の撮影の様子
2004年夏に行ったDVD特典映像の撮影風景

作品の英語版、中国語版も製作し、国内のみならず、ニューヨーク、ボストン、サンフランシスコ、ロサンゼルス、台湾地域内、トルコ国内などで上映しました。

会の活動は、現在も、作品の上映と販売を中心に、阪神大震災後のまちづくりに関わる催し、上映会、講演会、イベントの企画など、活発に行なわれています。

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