青池 憲司(AOIKE Kenji)
1941年 名古屋市生まれ
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▽主な監督作品 |
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『日本幻野祭 三里塚』(71年) |
1971年夏に成田で行われた幻の「祭」の記録。
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『合戦』(76年) |
浜松市で毎年5月に行なわれる凧揚げ合戦と、それに参加するコミュニティの記録。
<東京都教育映画祭金賞> |
『みんなともだち』(77年) |
横須賀市の私立保育園での、障害児と健常児の統合保育の記録。 |
『少年たちの四季』(78年) |
静岡県の教護院で生活する少年少女の一年の記録。 |
『叫びと囁き―カンプチア難民からの報告』(80年) |
1980年タイ・カンボジア国境地帯におけるカンボジア難民の記録。 |
『海鳴り花寄せ―昭和日本・夏』(87年) |
演劇と絵画と証言による朝鮮人従軍慰安婦の物語。 |
『ベンポスタ・子ども共和国』(90年) |
スペインにある、子どもとおとなの協働による自治共同体の記録。
<1990年 日本カトリック映画賞> |
『琵琶法師 山鹿良之』(92年) |
最後の琵琶法師といわれる、盲目難聴の山鹿良之さんの日常生活と説経節「小栗判官」の弾き語りを綾なした物語。
<1992年 毎日映画コンクール・記録文化映画賞>
<文化庁優秀映画作品賞> |
記憶のための連作『野田北部・鷹取の人びと』第1部〜第14部(95年〜99年) |
1995年1月17日に起きた阪神大震災。大きな被害を受けた神戸市長田区の一地域にキャメラを据え、人とまちの再生の日々を5年にわたって撮りつづけた長編ドキュメンタリー。全14部14時間38分。ヴィデオ作品。
<山形国際ドキュメンタリー映画祭正式招待作品> |
『阪神大震災 再生の日々を生きる』(00年) |
被災地住民と専門家・行政・ボランティアの協働による、コミュニティ再建の記録。
<台湾国際ドキュメンタリー映画祭正式招待作品> |
『3月11日を生きて〜石巻・門脇小・人びと・ことば〜』(2012年) |
東日本大震災直後、学校現場は危機をどのように把握し、判断し、行動したのか。石巻市立門脇小学校の、3月11日のそのときから12日朝までのうごきを、インタヴューで追跡。 |
『津波のあとの時間割〜石巻・門脇小・1年の記録〜』(2012年) |
東日本大震災後の6月から門脇小学校にキャメラを据えて1年、教室と地域、こどもとおとなの再生の日々を、石巻の四季とともに織り上げる。 |
※阪神大震災後の復興まちづくりの全過程を記録した連作ドキュメンタリーの製作で、
2002年「日本建築学会文化賞」を受賞。
*ほかに、TVのドキュメンタリー作品など多数。 |