11日に被災地入りしてから、被害の様相の実景を撮り、荒涼たる地で被災住民さんをインタヴューし、撮影対象の門脇小学校での授業参観などをした2週間でした。
27日(月)からその門脇小学校の教室での撮影を開始しました。下の写真の門脇小学校は津波と火災で使用不能になったため、いまは、門脇中学校での疎開授業中です。
映画を撮るにあたって、学校の児童と保護者にアンケートをおねがいしました。その一つに、
今回の震災はあまりにもひどすぎて、すべての人が大きな傷を負いました。それでも実際起こってしまった事で、これから先忘れる事ができないし、子供たちもこの震災を心にかかえながら生きていかなきゃいけない。
将来、この子供たちが、みんなで苦しさを乗りこえたのだ、という、未来の家族への映画にしたい。
とありました。
石巻青池組の肩にズシリとかかることばです。